2023年1月25日カテゴリー:

2年探究講話

1月25日(水)に行われた2年生の探究講話は、「誰もが夢に向かって努力できる社会へ」というテーマでNPO法人の活動についてお話を伺いました。講師の下里さんは本校の卒業生で、高校生の時に見たドキュメンタリー番組「世界がもし100人の村だったら」に衝撃を受け、その後の人生で西アフリカの「シエラレオネ共和国」の支援をすると決めたそうです。

そのテレビに出ていた少年の名前、「アラジ」を団体名として、NPO法人を設立し、シエラレオネで貧しい家庭の子どもやシングルマザーが教育を受けられるような支援や人工妊娠中絶を減らすための性教育プログラム「ハズバンドスクール」など様々な支援を行っています。

NPO法人はボランティア組織ではありませんが、寄付などに対して税制優遇がある事、制約が多い国家的な大きな組織にはできない支援もできる事を知りました。

大学生の時に支援団体を立ち上げたり、現地で何もないところから支援できることを見つけたり、常に問題解決のために行動されていることをお聞きすることができ、今後このような活動に共感する生徒も出てくると思います。