2020年10月19日カテゴリー:

看護・医療・福祉系進路希望者対象講演会

10月12日(月)に看護・医療・福祉系への進路を希望している生徒を対象に進路講演会が実施されました。

講師は患者に親身になって接してきた長年の功績が讃えられ、今年度の「看護週間」に看護職員表彰を受けた看護師の小田切佳仁さんでした。

「命に寄り添って〜緩和ケアの現場から〜」のテーマで、救急現場での体験を経て、現在は緩和ケアに携わる中で患者さんや家族の思いを大切に、その人らしく生きて最期を迎えられるようにという強い思いを話されました。また、音楽療法士という資格も取得して患者さんの思い出の曲をギターで弾いたり、家族と一緒に病室で歌ったりもするそうです。多くの写真や動画で説明していただき、中には感動で涙を流して聴いていた生徒もいました。生徒からの質問に対して、看護師になったきっかけや、死に向き合うことの辛さや恐怖についても丁寧に答えていただきました。