2021年12月6日カテゴリー:

臨礼器碑(りんれいきひ)

山梨県高等学校芸術文化祭の書道部門で優秀賞に選ばれた書道部2年の石原さんの「臨礼器碑(りんれいきひ)」が校内に展示されています。

これは、「礼器碑」という碑文を臨書した作品です。臨書とは、お手本を見ながら書くことだそうです。

「礼器碑」の全名は『魯相韓勅造孔廟礼器碑』(ろしょうかんちょくぞうこうびょう)と言います。中国山東省曲阜の孔子廟(孔子の墓)内にあり、後漢(ごかん)の永寿2年(156年)に建立され、魯相の功績を述べています。

近くで見ても手書きとは思えないくらい一点一画が鮮明であり、驚きや感動とともにその美しさに時間を忘れるくらい見とれてしまいました。

この他にも書道部員が時間をかけて丁寧に仕上げた作品が展示してありますのでぜひ見てください。